受験勉強の「天王山」である夏休み中、8月12日～16日の4泊5日の日程で、コロナ対策をしっかり取りながら３年ぶりの「高３　夏の勉強合宿」を山中湖旭日丘温泉で実施しています。今回は生徒59名、教員11名の規模です。（看護師さんも常駐しています。）
　本校の勉強合宿の特徴は講義中心ではなく、自習や質問が中心なことです。同級生の姿に刺激を受けながら、「チーム八学」として1日10時間以上の受験勉強に取り組んでいます。疑問点も教員に質問し、すぐに解消できています。（希望者を対象とする講習も実施しています。）
　この体験が、秋以降の受験勉強の自信へ、ひいては受験の成功へとつながることを期待しています。

自習の様子です。最大で午前中に4時間、午後に5時間、夕食後に3時間半学習できます。

５教科の先生がいるので気軽に質問や相談ができます。

気分転換で山中湖畔を散歩しています。

希望者対象の講義です。

合宿先に近い東京大学富士癒しの森研究所を希望生徒と見学しました。
山中湖は標高1,000mの位置にあり、標高130m程度の八学付近とは異なる生態系が広がっています。
生物受験生を中心に、高校生物の内容と結びつけながら、山中湖の生態系を学びました。植物やキノコ、昆虫の観察を楽しく行い、リフレッシュして再び自習に向かいます。

最終日の夜の花火です。

～勉強合宿事後アンケートより～

今回の勉強合宿の参加者の声を聞いたところ、97.4%が合宿に「大変満足した」「満足した」、また、同じく97.4％が「自習にとても集中できた」「自習に集中できた」と回答してくれました。

ご飯や温泉、山中湖という立地や最終日の花火で気分転換しつつ勉強できたこと、
そして何より、受験に挑む仲間が共に勉強していることで、
中だるみしがちな夏休み中盤を刺激をもって勉強に集中して過ごせたことが良かった、とのこと。
勉強が嫌いな生徒も、この合宿を通してやる気が上がったり、苦手感が軽減したりしたようです。
コロナ禍で高校生活での行事も制限が多かった３年生ですが、
プチ修学旅行のような気分で仲間と楽しく学習に取り組めたことと思います。

今回参加した３年生から、後輩の受験生へのメッセージです！
・勉強合宿と聞くと、成績がいい人が本気でやる場所のような気がして申し込みづらいイメージがありましたが、「勉強の仕方がわからない」「集中力がもたない」「時間配分ができない」と思ってる人ほど行ってみて欲しい内容でした。
・勉強合宿は孤独から解放されて、みんなと受験勉強に励める良い機会でした。
・頑張ってください。私も今頑張ってますので笑