東京薬科大学と高大接続教育に向け高大連携協定を締結しました。
～八王子から世界へ：医療、環境、工学分野での優秀な人材を～

このたびの連携協定は、八王子学園八王子中学校・高等学校が掲げる「人格を尊重しよう、平和を心につちかおう」という教育方針に基づき、多彩な育成コースにより多様な人材の育成に取り組む事業の一環として、東京薬科大学が薬学・生命科学という学問分野で積極的に支援することで、この八王子を中心とした多摩地域より、医療、環境、工学に携わる優秀な人材の育成と若者たちの将来の夢実現に向けて、より強固な協力体制を構築していくことを目的としたものです。
具体的には
(1)大学で実施される講義、実習や各種講座への中高生の参加
(2)中学高等学校での出張講義や進学相談の実施
(3)中高生への学術論文制作の指導
(4)教職課程を履修している大学生の中学高等学校における教育実習支援
(5)中学・高等学校の教員に向けた学位取得支援　等
を実施する計画となっています。

東京薬科大学　学長　平塚　明様のコメント
「本学薬学部は創設141年という長い歴史の中で育まれた薬剤師教育とそれを裏付ける高い研究力を有し、また生命科学部は設立27年と歴史は浅いながらも、医学・薬学・工学・農学と幅広い分野で優秀な研究者が教育研究を支えている。これまで八王子高等学校から本学には多くの入学者がおり、またその中には本学教員として働いている方もいる。今回の協定締結により、さらなる連携強化をすることで、中高生には連携プロジェクトを通して本学の幅広い分野の学問領域に触れる機会をもってもらい、薬学・生命科学の魅力と共に、本学への興味を持って頂きたい。」

本校校長：小山　貢のコメント
「本学は、八王子を中心とした武蔵地域に根差した教育の拠点となり、地域に貢献すること及び八王子から優秀な人材を輩出することを目的に学校運営を行い発展してきた。今回の協定締結に当たっては、昨今課題探求能力の向上が重要度を増す中で、連携プロジェクトを通じて本学の生徒がより多くの学問に興味を持てればと思っている。同じ八王子という地域の中にある教育機関として、特に理系人材の教育に関してこれまで以上に連携を強化し、八王子から世界で活躍できるような優秀な人材を輩出できるよう、連携プロジェクトを進めて行きたい。」